スナメとは
スナメ(東京スナメ)とは、関西ではチロリと呼ばれている多毛類の一種。
シロギスやサヨリなどの特餌として知られているが、釣具屋さんで販売していることは少なく、内房の一部の場所では掘って採取してから釣りをする人も多い。
スナメの生息場所
干潟や砂浜の波打ち際に、切れ藻が打ち寄せられて腐敗しているような場所を10~30cmぐらい掘ると見かける。
1匹いればその周囲には何匹かまとまっていることが多いです。少し掘ってみて見つからなければ場所を変えたほうがいいです。
経験上、外洋に面したきれいな砂浜では見かけたことがないです。
潮通しが悪く、腐敗臭がするような場所、コバエのような小さな虫が飛んでいるような場所、湿ってフカフカするような場所で多く見かけます。
スナメの特徴
身が適度に柔らかく、においのある体液が出ます。これが魚を集める効果となっているようです。
アタリは多く出ますがエサ持ちはあまりよくありません。
スナメで釣れる魚
アオイソメやジャリメなどの一般的な多毛類で釣れる魚(シロギスやハゼなど)はすべて対象となり、経験上何を狙っても他の多毛類よりもよく釣れます。
特に、内房(富津)周辺のサヨリ釣りには有効で、地元の釣り人には有名です。
スナメの保存方法
採取したスナメは、その採取したところの砂(泥)を一緒に持って帰り、その中に入れておくといいです。暑さには弱く、日陰で涼しいところなら数か月生きています。
ただ新鮮(ピンク色で動きが元気)なもののほうが釣果はいいようです。
スナメを捕るときは
砂や泥を掘って探すときに、貝殻片やガラス片で手を切る恐れがあります。
熊手を使って掘ることをお勧めします。
スナメの関連動画
コメント失礼します。
普段、7月下旬〜12月一杯、外房でハゼ釣りをしてるのですが、餌は主にアオイソを使ってます。
寒くなる時期の特餌としてジャリメの房掛けがいいのですが、東京スナメは使ったことありません。
そんなに釣果に差が出るもんですか?
一度使って試してみたいですけど、
餌屋でも売ってるの見たことないですねぇ・・・
ナメローです。(^^)
ジムさん、コメントありがとうございます!
僕も以前は、主にジャリメを使っておりました。
スナメは販売しているところも少なく、置いてあるエサ屋さんでもお高いですよね~。。(^^;)
僕たちは購入せず、捕ったスナメを使ったことしかないのですが、同じ釣り場のジャリメ&イソメでやっている方と比べて圧倒的に差が付きますね。。
特にサヨリ釣りで使うと全然違うのですが、ハゼでも全くアタリ方と食い方が違います。
周りとドンドン差が付くので、「どうしてですか?!」とか「何を使ってるんですか?!」とか、釣り場で声をかけられることが何度もありました。(笑)
スナメを大量に用意しているときは、少しお裾分けすることもあるのですが、みなさん驚いてくれて、うれしくなります。(^^)
ぜひ一度試していただきたいです!