もくじ
ハリスの意味
ハリスとは、道糸や天秤やカゴなどからハリまでを結んだ糸のことを言います。
一般的には、道糸よりも細く弱い糸を使います。そうすることにより根がかりしても道糸が切れる前にハリスが切れるので、仕掛け全体のロストが防げます。
ハリスには数種類あり、状況や対象魚によりハリスの種類と太さを使い分けると釣果が飛躍的に伸びます。
代表的なハリスの種類
ナイロン
伸縮性があるため急激なショックを吸収しやすいです。強さも、引張り・結節強度ともにナイロンのほうが強いです。ただしナイロンは繰り返し使うことで伸びて弱りやすく、吸水性もあり摩耗しやすいですので、こまめに交換することがおすすめです。
またフロロカーボンに比べて比重が軽いので、仕掛けを沈めたくない(ゆっくり沈めたい)時に便利です。
フロロカーボン
耐摩耗性に強く、擦れに強いので、あらゆる釣りによく使われます。
初期伸び率が少なく感度がいいです。伸び率はナイロンほどではないですが適度にあるため衝撃吸収もしてくれます。
比重が重くナイロンより沈みやすいです。仕掛けを浮かせたい、漂わせたいときの釣りには、あまり向きません。
おすすめのハリス
ナイロン
サンライン(SUNLINE) ハリス パワード ナイロン 50m 2号 ブルーグレー |
フロロカーボン
狙いに合わせた太さを選ぼう
ハリスは細ければ細いほど魚の食いがいいです。これは比べてみると、かなりの差があります。しかし当然ながら細い糸ほど切れやすいですので、その狙いの魚の種類や大きさによってハリスを変え、切られないギリギリのハリスを使うと釣果アップになりますよ。
ドラグ設定
なるべく細いハリスを使用する際には、リールのドラグ設定が重要になります。
適度なドラグ設定をすることにより、魚が反転した時などのとっさの引っ張りに、ハリス切れを防ぐことができます。
状況によりこまめなドラグ設定をすることで、思わぬ大物がかかった時にも対応ができます。
ドラグ設定は勘でやる人が多いですが、ドラグチェッカーを使うと正確なドラグ設定ができます。
ドラグ設定は、ライン強度の1/3程度がおすすめです。
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